家族写真のカメラマンとして
ここにある1枚の写真。
これは北海道で結婚式の前撮りを撮影させていただいて、東京での結婚式も撮らせていただいた家族の1枚の写真。
僕はもともと結婚式カメラマンとして大阪の地方都市、関西で個人のフリーランスのフォトグラファーとしてプロデビューしました。
日々、あちらこちらでロケーションフォト、結婚式のミスができない写真撮影を繰り返しながら、普通のカメラマンより責任感も強く、残してゆく大切さを体験をもって知った方だと思います。
しかし、個人的にあまり結婚式、ウェディング、ブライダルを撮影しているという自覚はなく、家族にまつわる写真、結婚式は元々ルーツを探れば家族の行事と、先代のカメラマンさんのお話をインターネット上でお伺いしても深く感じます。
確かに結婚って1人の男性と女性が結ばれて、そこから家族が交わる人間にとってもすごく大事な行事。
それが資本主義ゆえに広告や収益で本当に大事なものが見失われがちな感もするけど、写真はあくまでも人間が物事を語り継いでゆく際のひとつの資料であることは間違いありません。
それを担うフォトグラファーという仕事は結婚式や家族であれども、商業的に生活が成り立つ範囲で成功する必要はあるのだけども、本質を失ってまで結婚式を撮り続ける必要って本当にあるのかな?と思います。
そこで僕が思ったことは、家族の写真をちゃんと撮れるカメラマンになりたかったということ。フォトグラファーという仕事は残してゆく、語り継いでゆく際の添え物の紙切れをご提供すること。
写真の仕上がりや内容は好みもあるでしょう。
しかし、写真は人の生活のためのもの。特に僕のようなウェディングや家族、子供の成長記録を残してゆくフォトグラファーにとってはコマーシャルフォトグラファーの方々より担当する分野が異なるもの。
そんな自分にできること、残されたこと、そして日本全国のご家族に問いたいんです。本当に良い写真、撮ってもらって嬉しい写真やカメラマンってなんですか?と。
何よりフリーランスのカメラマンというのは柔軟性が効きます。
こうしてMS Familyという七五三やお宮参り、家族や子供写真を大阪、神戸、京都の関西で撮影する屋号を立ち上げて、今思うこと。
そういえば結婚式を立ち上げたMS Photographyのときも、気持ちは常に前にあった気がします。
大切な写真を、より1枚でも多く。
瞬間を大切に、1つの時代の記録を担いたいです。
ご連絡お待ちしております!

インスタフォロワー5000人突破!2011年からプロカメラマンとして日本全国で活動中。結婚式やお宮参り、七五三、家族写真まで人々の暮らしの日常から節目まで写真撮影を行なっているフリーランスのカメラマンです。撮影のご相談やご依頼はお気軽にご相談ください。日本全国どこでも撮影機材を持って駆けつけます!
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